
【ハリウッドの奇跡】
”ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド”で復讐を果たしたタランティーノ。
『何かが起こるぞ!』
そんなムードを漂わせつつ、何も起こらない。
これまでのタランティーノ作品がネタ振りとなるように。
彼の仕掛けはラスト13分でのカタルシス。
事件が終わり、無事生き残った隣人と話すディカプリオ。
そこにインターホン越しにディカプリオを心配するマーゴットロビー登場。
このシーン、タランティーノは彼女の声だけで、敢えて表情を見せなかったのだ。
さすが名監督である。
さて、奇跡と言えばこちらのタランティーノ。
台風による破壊とブランク遅れという最悪の事態が東西のルアービルダーを襲う。
ピンチがチャンス。
そこをプロレス頭で乗り越えるのがロットン店長。
塗装待ちとなっていたバイナルのブランクを急遽、千葉から兵庫へ輸送。
宝塚の工房で最初で最後のレコード塗り。
リグ組み後、宝塚から泉佐野へ。
【タランティーノの奇跡】
次にカタルシスを感じるのはフィールドでバスと対峙するバイナルプレーヤー。
もちろん、敢えてタランティーノの演出方は説明しません!
最初で最後のレコード塗りのVINYL。
折れるまで釣れ!
扱いやすさ・・・・・★★★★★